憧れの時間をかけた船旅

Last Updated on 3か月 by eweenaw

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■憧れの時間を過ごす船旅

時間をかけて世界を廻る船旅と言えば、お金持ちの方だけの楽しみだと感じている方は少なくありません。

確かに少し前までは世界一周となると自動車が購入出来るような価格で販売されていましたし、かかる時間も１か月や２か月はかかってしまうので忙しい社会人や旅行にそこまでの費用をかけることが出来ないと考える方は縁遠いと感じる方もいらっしゃるものでした。

しかし、最近では短期間で旅行が完結するプランやリーズナブルな価格帯で旅行を楽しむことが出来る船旅も提案されています。

これまで飛行機や車での移動しか候補になかった方は是非船を候補に入れてみることをおすすめします。

まず、船旅と言えば、船のまま移動を行いますので、移動の度に荷解きをしたり、また荷物を広げるという手間と時間が不要です。

例えば、ヨーロッパ周遊旅行を飛行機で行うと、移動でホテルが変わる度に荷物をまとめなければなりません。

また、飛行機で複数の国々を移動するとなると、その度に空港に行き、チェックインをして、セキュリティをくぐりという時間が余計にかかってきます。

世界の空港の中にはとても混雑する空港もありますので、チェックインに時間がかかったり、セキュリティに時間がかかることは珍しくありません。

そのような体験を何度もしなければならないというのは負担になってしまいます。

特に英語など外国語が不慣れな方にとっては入国する度に入国審査官に入国理由を聞かれますので、プレッシャーを感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ヨーロッパでは比較的広くクルーズ旅行が楽しまれています。

複数の国々を廻りますが、乗船や下船の手続きもスムーズですので、空港のように厳しいセキュリティチェックを受けることもありません。

また、同じ船に戻ってきますので、荷物を広げたままで移動が出来るというのはとても楽に感じることでしょう。

日本で乗船をして、世界各国を廻る場合、お土産の荷物を考える必要もありません。

複数の国をめぐるのであれば、当然その国々でしか手に入らないお土産が欲しくなってしまうものです。

飛行機の移動であれば、当然機内に持ち込むことが出来る重量や大きさ、また手荷物預けの重さも航空会社によって決められていますので、荷物を増やすことが難しい場合もあります。

しかし、船であれば重量や大きさを気にすることなく思う存分お土産を購入することが出来ます。

日本で下船するのであれば、船を降りた近くから自宅へ荷物を送ってしまうように手配すれば、帰宅の際も身軽になって帰ることが出来ます。

また、船に乗船している間、基本的に食事や飲み物が料金に含まれていますので、追加で発生する費用の心配が不要な点も大きいでしょう。

寄港地で下船して観光をする場合はその費用を別途用意する必要がありますが、基本的にクルーズのプランは飲食代が含まれての料金になりますので、旅行の予算が立てやすいというメリットがあります。

また、船での移動は退屈なのではないかと心配されている方も、今のクルーズ船は進化しているので、是非船内のアクティビティにも参加してみましょう。

船旅はどうしても飛行機に比べると移動に時間がかかってしまいます。

その分移動の時間も楽しめるようにと、クルーズ船の中では毎日様々なアクティビティが用意され、乗客が飽きないような工夫がされています。

船旅に詳しい前田裕幸さんはこう言っています。

どのようなアクティビティが用意されているかは船によって変わってきますが、大型の船になれば船内にプールが完備されていることは当然のこと、映画館や、観劇が出来るシアターが常設されていたり、カジノやショッピングモールまで、ひとつの街が形成されているような船もあります。

どのクラスの船に乗るかどうかは旅行にかけることが出来る予算によって変わってきますが、ハイグレードな船になればなるほど、アクティビティは充実します。

また、船の中ですので、治安の面で心配が不要な点も日本人にはありがたいでしょう。

日本は世界的に安全であると広く知られた国になりますので、一般の方がスリにあったり、強盗被害を心配するという国ではありません。

しかし、一度海外に出ると、日本とは事情が異なりますので、注意しなければならないこともあります。

その点、船の場合、ホテルがそのまま移動をしている感覚ですので、夜中までカジノで遊んだり、プールサイドで時間を過ごしてもすぐに自分の部屋に戻ることが出来ますので、ホテルの部屋に戻る道中でトラブルに合うというような心配も不要です。

海外では夜中のタクシー利用も危険が伴う場合がありますが、船内であれば安心して過ごすことが出来る上に、タクシーを使っての移動もクルーズによっては利用しない場合もあります。

下船して寄港地を廻る際にも現地でバスをチャーターして乗客の方がみんなで移動をしたり、現地でのガイドの方と一緒に行動をするようなケースもありますので、現地でタクシーを利用してトラブルに合うことが心配な方は利用を検討する価値があるでしょう。